C.I.C.規格によるニホンジカの角の測定法
 右角左角
A ポイント数  
B 主軸先端間の距離 
C 最大幅 
D 鼻骨間縫合長 
注1: 鼻骨間縫合長は亜種あるいは交雑個体を判別する指標となる.これが8.5cm以上であれば,おそらく中国本土産の亜種であろう.11.5cmを超えていれば,アカシカとの交雑と考えられる.

 第一列
内側縁
第二列
左 角
第三列
右 角
第 四 列
左右差等
1.1 最大の内側幅(通常は第2枝と第3枝の間) 空 欄 
1.2 異常枝の長さの合計(通常はないので空欄)空 欄 
1.3 主軸長(角座下縁から先端までの外側縁に沿った長さ)   
1.4 第1枝長   
1.5 第2枝長   
1.6 第3枝長   
1.7 角冠部余剰枝長(1本目)(あれば)   
1.8 角冠部余剰枝長(2本目)(あれば)   
1.9 角冠部余剰枝長(3本目)(あれば)   
1.10 主軸下部の周囲長(第1〜2枝間の最小値)   
1.11 主軸上部の周囲長(第2〜3枝間の最小値)   
小   計    
第一列+第二列+第三列 
−第四列
得 点(第一列+第二列+第三列−第四列) 
1.1: 内側幅:主軸間の最大幅.第2枝と第3枝との間で計測する.もし第3枝がない場合は,主軸の中間点と先端との間で計測.もし,内側幅が長い方の主軸長を超えたら,その超過分を第四列に記入する.
1.4: 第1枝:枝の下縁沿いに角座から先端までの長さを計測する.もし第1枝が角座から5センチ以上離れていたら,付け根からの距離とする.
添付図面