[ 現在のページに戻る ] [ 次の発言へ ] [ 前の発言へ ] [ 過去のログへ ] [ 大昔のログへ ] [ 検索 ]

10845(2020/02/12 20:01)お返事ありがとうございます from 狸囃子
少しの条件で大きく薬量が変化する為、明確なデータは存在しないということですね。
はっきりとしたお答えありがとうございます。

コストダウンによる練習量の確保も目的の一つではありますが、やはり自分で精度の出る弾を作り、それで獲物を獲りたいというのが一番の目標です。

ハンドロードに手を出そうというのに、人柱となる覚悟が少し足りなかったようです。
しかしやりたいという思いは抑えられませんので、もっと試行錯誤し、調べを重ねた上で自己責任にて行おうと思います。
ご教授ありがとうございました。

10844(2020/02/12 17:07)スラッグの場合は from HIRO
弾頭重量だけでなく、弾頭の直径と銃腔の内径との関係・接触面の長さ、送りの種類と寸法と固さなどなど、何れかがほんの少し変わっただけでも、適正薬量が大きく変わりますため、狸囃子さんの組み合わせで、これなら大丈夫というデーターは、存在し得ないでしょう。
もし有れば、それはいわゆる「ガセネタ」と思っていただいて間違いないです。

それでは、どうすれば良いかと言うと、ご自身で自己責任のもとに、これなら大丈夫そうと思われる薬量から始めて、雷管の様子を見つつ、少しずつ火薬量を上げていくしか無いでしょう。

そして私なら、最初の一発は、両隣と後方に誰も居ない時に、引き金に紐を結わえて、鉄砲は布団でぐるぐる巻きにして床に置いた状態で、一寸離れた位置から、発射します。
何故なら、自分は大丈夫と思った薬量でも、最初の一発は、銃がバラバラに破裂するリスクが、けっこう高いからです。
鉄砲は壊しても、大怪我だけはしたくないですからね。
特にボルトアクションなら未だしも、自動銃となれば、耐圧が極度に低いので、尚更です。

もし、鉄砲をお釈迦にするのが怖ければ、ハンドロードを諦めるという手も有ります。
スラッグのハンドロードには、フロンティア精神と自らが人柱になる覚悟が必須です。

もし、コストダウンだけが目的でしたら、やめておかれることをお勧めします。

10843(2020/02/12 10:18)20番スラッグの火薬量について from 狸囃子
はじめまして、いつもこの談話室を参考にさせて頂いております、狸囃子と申します。
よろしくお願いします。
表題の通り、20番スラッグのハンドロードを行おうと思っているのですが、自分で調べても分からなかったので質問させて頂きたいです。
使用火薬:ユニバーサル 弾頭:AScompanyのホローポイント弾頭(鉛、1onz) 雷管:フェデラル209a
銃はベレッタa301の銃身を切り詰めた物です、ちなみにレッドバード使用時は射撃用、狩猟用共に拳より小さい位に纏まります。
弾頭の抜弾抵抗はかなり低く、スルスルと落ちていくくらいです。
この条件でハンドロードする時のユニバーサルの火薬量はどの位にすればよろしいでしょうか?
Hodgdonのサイトでは20番スラッグのデータが出ておらず、散弾の物しかありませんでした。
散弾使用の場合は17grとのことだったのですが、スラッグの場合では、15gr辺りから始め、雷管の様子を見つつ火薬量を上げていく形で良いのでしょうか?

初歩的な質問で申し訳ありませんが、よろしくお願い致します。

10842(2020/02/05 09:59)TGK! from 松本D
お世話になります。
狩猟弾頭最強になるかもですね。近く、150grと180grも発売になるみたいですし。
遠射専門の方はノスラーのチップ付き使ってる方がおりますが、鉛弾頭だとこちらも入手のしやすさや金額的にも主流になるのですかね。
しかしです、近い将来を見据えて、銅弾のテストを企みはじめております。
ありがとうございました。

10841(2020/01/28 10:47)シェラのTGKは from HIRO
ゲームキングの威力と精度の両方を改良したものと思われますので、鉛コア弾頭の中では、決定打になるのでは?と思います。
威力では、ノスラーパーティションには劣るものの、他のタイプとは肩を並べられ、精度は猟用弾頭中一番かと推定されるからです。

残念なのは、日本では、あと数年しか使用出来ないというところですかね・・・

10840(2020/01/27 21:52)ノスラー弾頭 from 松本D
お世話になります。
先日聞きました弾頭は、磁石には反応しませんでした。
再度銃砲店に行ったところフルメタルジャケット弾の様な形状のものがあり、そちらが鉄だったと思うとのことでした。
僕がいただいたBallistic Silvertipは、よく当たるよ!と適当に話してましたが、真意がどうなのかは不明です。
シエラでは、チップドゲームキングと言う、狩猟用のチップ付きが発売されたようですね。
どうなのでしょうね?

10839(2020/01/24 23:53)Nosler Ballistic Silvertip弾頭は from HIRO
普通の鉛コアの銅ジャケット弾頭で、当たった時の変形感度を上げ、且つ弾倉内での変形は抑えるために、大きなチップが付いているタイプの弾頭です。

北海道の猟には使用禁止な弾頭ですが、射場や内地で撃っても大丈夫なはずですが、念のために、箱と中身が一致しているか、弾頭に磁石を近付けてみましょう。

磁石がくっつくようなら、ホントに鉄の弾頭で、Ballistic Silvertipとは違う弾頭なので、撃たない方が良いかも?です。
https://www.nosler.com/ballistic-silvertip-bullet

10838(2020/01/24 21:56)昔の鉄弾頭? from 松本D
行きつけの銃砲店の片隅にあった、Nosler WINCHESTER .308 30caliber
180gr Ballistic Silvertipという、古い50発入の弾頭があったので気になって聞いてみたら、ホントかウソか、北海道鉛弾頭規制の際に、鉛に代わる鉄の弾頭だよとのこと。
しかも、今更誰も使わないからあげるよと…
断る理由も無く有難くいただいてきましたが、ほんとに鉄の弾頭なのでしょうか?
撃たない方が良い雰囲気がプンプンするのですが、お分かりの方いらっしゃいますか?

10837(2020/01/24 20:53)銅弾について from 松本D
色々とありがとうございます。
Farfadet様の情報からバーンズのHPから、ロードデータも見ることができました。
僕が使用したい火薬はIMR4064ですので、これから薬量を探して行こうと思います。
参考になりました。ありがとうございます。

10836(2020/01/24 15:28)鉛弾頭規制 from kanaya
小○大臣、鉛弾頭規制、少し待っていただきたいですね。
バーンズの130grを少しばかり買い入れたところですので、少し待ってもらわないと・・・
市場に、銅弾頭の6.5mm、120grが????
とりあえず、シエラの120gr/PHを3箱調達したばかりで、予算切れを起こしてしまいました。
243winのラプア薬莢の追加購入資金も涸れました。1箱で終了・・・
思ったより、それぞれ値段が上がっておりました。
来月は、小遣いなしの通告を受けることとなりました。
kanaya 拝
来月には、小澤さんところの荷物が入荷するかもしれないのに・・・・

10835(2020/01/23 14:14)確かに from HIRO
普通の猟には、シエラのSBTほどの精度は要りませんよね。

あと数年(早ければ2021年度?)すると、鉛弾頭規制は全国に拡がりそうなので、今から銅弾頭を使い慣れておくのも、良いかも?ですね。

10834(2020/01/22 22:52)手元にある from Farfadet
Barnes#30370にはツイストレートの制限がありますが、#30368はどうなんでしょう?

BarnesはWEBでロードデータが公開されています。ケース長やCOAL等すべてデータ通りに詰めたTSX、TTSX共に100m5発1MOA以内に収まります。BARストーカーモデルでもこの結果なので、狩猟レベルでの集弾性は気にする必要がないと思います。

10833(2020/01/22 10:22)Re: バーンズのT-TSXについて from HIRO
今在る否鉛弾頭の中では、3番目に当たる弾頭ですが、精度上位3弾頭の中では、命中した際のエクスパンションが最も良く、猟に十分な精度と高い威力を保つ、鉛弾規制区域で猟をするハンターには、福音となっている弾頭です。
ちなみに、否鉛弾頭で精度1位の弾頭は、今は製造メーカーが倒産し、市場の売れ残りが無くなったら、消え行く運命です。
また、精度2位の弾頭は、3位と同じメーカーのLRXですが、良く当たるものの、エクスパンションが悪く、頭か首撃ち専門のハンターにしか使いこなせないようですから、良く当たるけど、胸部狙いハンターにはお奨めできません。
何れにしても、精度では、威力の王者ノスラーパーティションよりは当たりますが、シェラのSBT(猟用弾頭の中では最高レベルの精度を誇る)には及びません。

火薬量については、火薬のロットや雷管を替えた時以上に、気を配る必要が有り、初めて使う時には、少ない薬量からマックスロードを全く新たに求め直さねばなりません。弾頭の体積が大きい分、当然にして、そのマックスは鉛弾頭よりも低目になることが多いでしょう。

10832(2020/01/21 22:13)銅弾について from 松本D
HIROさん、毎度ありがとうございます。
私は、サコーの弾倉のようにクリアランスがあれば、それを有効に利用すべく装弾の長さを研究するのもありかとも素人なりに考えたしだいです。
私が研究することはないですがw

さて、標記の銅弾についてですが、弾はバーンズの165grTTSXです。
銅弾はシエラのSBTと比べ、同じ重さ(165gr)の場合の火薬量は少なくした方が良いのか?集団性は良いのか?など、違いや、ハンドロードする際のアドバイスを頂けたらと思います。よろしくお願いします。
銃は、308winか300wmのどちらかを使う予定です。

10831(2020/01/20 08:31)何れのメーカーも from HIRO
現代では、機関部を設計する際には、その機関部で使用する最も長い装弾に合わせて、機関部を設計します。

有る程度は、大は小を兼ねるという思想に基づいて、あまた有る装弾のあまたあるAOL規格値毎には設計せず、あらゆる装弾を2〜3種類の機関部でまかなうように設計されているのです。

ということなので、例えばレミントンM700のショートアクションは、最大で、規格通りに作られた308win.の装弾が入るように設計されていますが、サコーのあるモデルのミディアムアクションは、ヨーロッパ系の308よりも少しだけ規格AOLが長い装弾までが使えるように設計されています。

つまり、レミントンの弾倉は真に308用になっていますが、サコーの一部のモデルの弾倉は一回り大きい装弾用に設計されたものを、大は小を兼ねて308に流用されている訳です。

と言うことなので、サコーを愛銃に選んだとしても、先の事情が変わることは無いので、例え装填が可能でも、当たる事を主眼に詰めた弾を弾倉に込めるのは誤りということになりますので「装弾長さの選択肢が増えた」とは言えないように思います。

10830(2020/01/18 22:59)色々と参考になります from 松本D
装弾と弾倉の関係について、銃のメーカーにより弾倉が違います。
僕のレミントンは推奨AOLでほぼピッタリですが、サコーのを見せてもらったら、かなり余裕がありランドタッチ寸法の装弾でも入るのでは?と思うほどでした。
サコーの弾倉だと余裕がある分、装弾の長さの選択肢が増えますね。
また、推奨AOLにするには、弾頭シエラの165SBTで火薬4064を44gr入れると火薬が潰れる音しながらシートされます。このように圧縮された火薬は危険ですか?
モリコートについては、前からモリコートした弾頭使っていた方にも下記の書き込みを見てもらいましたが、真の理屈に驚き、やっと理解できたようなこと言ってました。
モリコートは今後も使ってみたいと思います。

10829(2020/01/17 16:45)モリコートの補足です from HIRO
グルーピングに関しては、優位性が発見されなかったために、ベンチレスト界では廃れたモリコート弾頭ですが、他の用途では、銃身が汚れ難いという特徴から、脚光を浴び初めています。

例えば狩猟用の場合、掃除が完了した後の最初の1発目が、大きく外れることは、周知の事実であり、一発必中を目指す猟用ライフルの場合、射撃場でサイト調整が済んで掃除を終えた後で、帰り際に1〜3発ほど的を撃ってから帰るということが、常識的に行われております。
しかし、1猟期に何十発も消費する方には、猟期の途中で、掃除をしたら射撃場で数発撃たねばならないのは、かなり不便なことでしょう。
ここで、弾頭をモリコートすると、銃身が汚れ難くなる分、掃除をしなければならなくなる発射弾数が伸びるため、人によっては、1猟期間、射場に掃除後の発射だけの為に行かなくても済むことになります。
射場が遠い方には、これはかなり嬉しいことでしょう。

また、途中で掃除すること抜きに、60発続けて撃たねばならないような競技射撃でも、銃身が汚れ難くなることは、かなり有難いことと思います。

このような訳で、ベンチレスト以外の分野では、弾頭をモリコートする事は、有用な場合が結構有りそうです。

10828(2020/01/17 10:41)弾倉と作り込んだ装弾の関係 from HIRO
ちなみに、AOLを吟味してまで作り込んだ良く当たる装弾に対して、弾倉内で強烈な反動を与えて揺さぶったりすると、セットしたAOLが変化する事のみならず、弾頭が無理矢理傾けられたりもします。
そして、無理矢理傾けられた弾頭が、薬室装填時にライフリングのランドに触れる位置まで送られますと、弾頭が傾いた状態のままで、ライフリングに喰い込む事になります。
結果として、折角作り込んだその装弾は、AOLの吟味そのものが悪影響になる弾と化してしまいます。

逆に、弾倉内で強烈な反動を受ける装弾を、十分に短く作っておくと、傾いた弾頭がライフリングに飛び込むまでに余裕が出来るため、傾いたままで喰い込まされている弾頭よりも、悪影響が少なくなることが期待出来ます。

ということなので、ランドタッチになるAOLの装弾が、弾倉には入らない長さになることは、全くの偶然ではなく、長期間に渡る先代の経験の積み重ねから来る経験則=十分にタイムプルーフされた設計値と、私は思います。


という訳なので、

1.精度を追求して作った装弾は、決して弾倉に入れてはならない。
2.弾倉に入れる装弾は、単発で撃った時の精度が落ちることが解っていても、十分に短く作らなければならない。

が、私の辿り着いた結論です。

間違っても、弾倉に入る長さの装弾が、丁度ランドタッチなAOLになるように、スロート寸法を短くした薬室の銃身を特注しよう・・・などとは、考えないようにしましょう。

10827(2020/01/17 10:23)高価なエンジン添加剤 from HIRO
ライフルを所持していない頃に、スラッグで試しましたが、銃身が汚れ難くなる効果は確かに有りましたが、グルーピングに関しては、使用しない場合との優劣は発見出来ませんでした。

ただ、スラッグの場合は、連続して発射をすると、銃身の汚れに因る悪影響が無視出来ないため、汚れの軽減用途での、添加剤の使用は有効です。

しかし、その後に試した、マイクロロンよりも断然安価な、車両用のモリブデン入りグリースでも、汚れ防止効果は十分である事が判明したため、以後は専らモリブデングリースを愛用していました。

今では遙か昔はアマチュア時代の試験ゆえ、今のスキルを持って試せば、異なる結果が出る可能性は有りますが、今からスラッグを其処まで撃ち込む情熱は無いので、ここをお読みで、ご興味有る方に、委ねたいと思います。

10826(2020/01/17 08:05)ありがとうございます from 松本D
HIROさん、ありがとうございます。
AOLの変化ということで納得できました。
これまで既成弾使ってたので、ハンドロードするようになって気にせず作った装弾で試射してました。いざ、弾倉に入れると入らない、弾が送れないということになり、リローディングブックに書いてあるAOLにした次第です。
知識が乏しいと手間が増えますね…。日々勉強ですw

[ 現在のページに戻る ] [ 次の発言へ ] [ 前の発言へ ] [ 過去のログへ ] [ 大昔のログへ ] [ 検索 ]