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6317(2005/10/28 13:02)非鉛LYMANサボット弾報告その1 from 桔梗屋
皆さま、はじめまして。桔梗屋と申します。
今秋からリロード&狩猟デビューしました初心者です。

この掲示板の皆さまには、大変貴重な情報を公開していただきましてありがとうございます。
私もこちらからすいぶんと沢山のことを学ばせていただいております。

ところで私、LYMANの鋳型を使って非鉛サボット弾の製作に挑戦しておりますので、本日はその簡単な経過報告をさせていただきます。

弾頭に使用した材料は減摩合金という錫−銅−アンチモンの合金で、融点は240度、比重は7.23です。
原料は「材料屋.com」から2.2kgのインゴットを\4,410で購入しました。

弾頭の鋳造はLEEの電気ポットと、おなじみLYMANの525grサボット用鋳型を使って行いました。
当初心配していた型離れについては、一番最初にシリコンスプレーを一拭きするだけで、後は何の問題もなく作業をすることが出来ました。
鋳造のしやすさは鉛と大差ないという印象です。
2.2kgのインゴットから約80個の弾頭が出来上がりましたので、弾頭一個あたりの単価は約55円です。
弾頭を無作為に10個選んで重量を測定したところ、平均重量で22.4g(=346r)、誤差はプラスマイナス3%程度でした。

今回の試みは、北海道での鉛弾規制に対応できる安価な非鉛サボット弾を確保することが目的ですので、出来上がった装弾はいずれ実猟の現場でその効果を試そうと思っています。
そこで弾頭重量が軽い分、なるべく初速を上げて、減少した分の弾頭エネルギーを補う作戦を考えました。
目指すコンセプトは一応「軽量高速弾」というわけです。

そこで火薬選びに際しては、軽量弾頭に合わせて、525grサボットで良く用いられているIMR4756よりも燃焼速度の速い火薬を試してみようと思い、何軒かの銃砲店に当たってみたのですが、入手できる火薬の中で一番燃焼速度が速いのはIMR7625のようでした。

結局、資材等の組み合わせは以下のようになりました。

銃 :12番 Rem M870SPS・元残し1/2ライフル
弾頭:減摩合金製 LYMANサボット346gr(自家鋳造、Lyman525gr鋳型使用)
火薬:IMR7625
雷管:FEDERAL 209A
薬莢:Win.AA(クレー射撃場でもらった中古品)
ワッズ:WAA12R
クリンプ:スタークリンプ

なお、火薬と薬量の選定に当たっては、以下の文献のスラッグ&サボット用チャートを参考にしました。

"Reloading For Shotgunners: Complete How and Why of Shotshell Reloading
for Hunters and Competitive Shooters (Reloading for Shotgunners)"
Kurt Fackler; ペーパーバック; ¥ 2,474

このような組み合わせで、先日射撃場で薬量の試験のために試射をおこないました。

試射では、まず最大薬量を探るため、21grから約1gr刻みで35.4grまで各1発ずつ計16発を、雷管や薬莢の形状変化を慎重に観察しながら撃ってみました。
なお薬量の計量にはLEEのパウダーメジャーセットを使用しましたので、火薬秤を使っての精密な計量は行っていません。

恐る恐る試射した結果は、35.4grまで撃っても雷管の角は十分に丸く、見た目は21grのものとほとんど変わりませんでした。
薬莢のふくらみなどの目に見える変化もまったく観察できず、ちょっと拍子抜けでした。
もしかしたら最大薬量はまだ上なのかも知れません。

その後、29.5gr・31.0gr・32.5grを約8発ずつ撃ちましたが、雷管などに危険な兆候は観察できませんでした。
サイト合わせをしながらの試射だったので、グルーピングは計測できませんでした。

実は初めてのスラッグ射撃だったので、その日は50mでのサイト合わせもちゃんと詰め切れないという恥ずかしい結果だったのですが、32.5grでは結構思い通りの場所に行ってくれるような印象でした。
試しに50m照準のまま100mの標的を2発撃ってみましたが、2発とも弾痕不明になってしまいました。(^^;

その日は同じLymanの鋳型で作った525gr鉛弾にIMR4756を30gr詰めた弾も撃ってみましたが、両者の反動を比べてみると、346gr非鉛弾の方が反動は軽いのですが、シャープな打撃という印象を受けました。

以上、Lymanの鋳型を用いた非鉛弾製作に関する経過報告でした。
近いうちにまた試射に行ってこようと思いますので、その結果はまた改めて報告いたします。

それでは皆さま、今後ともよろしくお願いします。

6316(2005/10/26 21:01)うう〜ん from アズ
safariの環境設定が上手くいきませんでしたが、エクスプローラーなら出来ました 良かった。。。

ブレネッキ弾頭の市販品を参考にして新弾頭を製作しております。
コロス部の中心に真っ直ぐ穴を開け、そこにネジをねじ込んで鉛弾頭部に真っ直ぐ装着させるのに苦労してます、楽しんでもいますが 笑

市販品は鉛弾頭の底部にネジが切ってあるんですね〜感心しました。

6313(2005/10/22 18:57)そっか〜・・・ from アズ
黒丸の半円をフロントサイトに載せるようにイメージすればいいですかね〜。。。ふむふむ
そういえば、上半円だけの標的を雑誌で見たことあったけ。
今夜は弾作りに励みます。

6312(2005/10/22 10:26)黒丸の真ん中辺りと from HIRO
サイトに上端を合わせる様にしてますです。

黒丸をフロントサイトに載せる調整だと、その距離のその黒丸専用になってしまい、射距離や丸(?)の大きさが違う狩猟では、使えませんので・・・

6311(2005/10/21 18:28)先日 from アズ
オープンサイトで上下スラッグ銃の照準調整をやったですが、
リアサイトを目一杯下にしても着弾が高いのでウム〜〜と唸ってしまったのですが、
黒丸とフロントサイトを重ねて撃ってました。。。照星にちょこんと載せる感じでやれば良かった。。。
HIROさん ピープの時はどうされてますかぁ?

6310(2005/10/21 10:28)そういうとこでは from HIRO
穴の大き目のピープサイトも良いですヨン\(^o^)

Dr.より更に小型で丈夫です。
特に藪に降りた露がレンズに付いて曇るって事が絶対有りませんしぃ・・・

6309(2005/10/21 08:29)ASさんb308さんRES from TAKE
>ミロクが作ったDr.そっくりのは御覧になりました?

未だ見てませんが、大幅に安ければ興味有りですね。
的は白い大きな紙を貼り、そこにエアーの的を貼るとちゃんと見えますよ。
出来ればKさんが持ってる300m先の蝿が見える「ナイトフォース」が欲しいですが、何分値段が・・・・・。

b308さん、至近距離でなければスコープを使った方が精神的にも正確に撃とうとするんじゃないでしょうか?
ドットは覗く位置が多少ずれても撃てますから構え方などいい加減になりそうです。
うちの猪猟場は篠竹、孟宗竹、蔓が絡んで50m歩くにも30分?位掛かる荒れた場所も多いです。獲物が見えても目の前から2,30mが良いとこです。
本当に並の薮ではないのでスコープは使えないでしょう。
犬が止めても直ぐに寄り付けるかどうか心配です。

6308(2005/10/21 07:39)何故か from battue308
私のグループでは、ライフルが殆どで散弾銃の人は2人だけです。その殆どがホロサイト付けていてスコープ装着は私含めて3人です。それが倒すのもスコープ付が殆どでホロサイト付けてる人は良く外します。それを見てるとやっぱスコープかなー。なんて思ってる次第ですが、たぶん腕のせいなんでしょうね。自分で試してみる金もないし、逆にブシュネルを通販してるタスコからカタログを取り寄せたら1−4倍なんてのが19000円でありました。そちらの方に食指が・・・。

山の中で引っかかる、確かにそうですね。スコープは重いし。でも止められないんです。

6307(2005/10/20 23:27)TAKEさん、お答えいただき from AS
ありがとうございます。私の載せているの(40x3-12)と余り変わらないですね。でも、私はやっぱり300mは大きな的でないと・・・。
ドットサイト、ミロクが作ったDr.そっくりのは御覧になりました?散弾銃用にこちらを使ってみようかと思っています。

6306(2005/10/19 13:31)僕も from TAKE
犬を掛けてやる囲み猟にはドットサイトを使います。
遠くても4,50mだとスコープが邪魔になるくらいですから。
今年の猪猟にはドクターサイトを使う事にしました。
深い薮を歩くので出来るだけ軽く、引っ掛かりの少ない物をと考えたからです。
昨年12番ハーフのカンティレバーに筒型ドットサイトを使って大変でしたから。
北海道は有る意味特殊な猟場なので銃も専用が必要だと思います。
恐らく最大1000mを撃てる猟場は日本では北海道だけでしょう。

6305(2005/10/19 08:00)こちらでは from battue308
藪から飛び出した10m以内のものから、200m先を全速力で走るものまでが的になります。もちろん藪の中は50mまで。条件が良ければ座射、山の尾根や中腹では立射、この状態では倍率の大きいスコープは不利です。近場待ちの場合は1.75倍、藪の中でも同じ、広っぱで3倍、これ以上上げたらスコープに入るまでに獲物の姿は見えなくなってしまいます。なんせ犬がかかってますからねぇ。
止まってる鹿、昨猟期300m先を撃ったのが初めてでした。50m正照準のBAR308では無謀でしたね。背中上30cmを撃っても足元で、あとは走られ撃っても全く無駄。けどHIROさんの教えで100m正照準に直してから200m先の上方を走るものまでは倒せるようになりました。たぶん水平撃ちなら外れていたでしょうけど。

6304(2005/10/18 18:04)b308さん、お久しぶりです。 from TAKE
そうですね、今度のライフルは長距離専用です。
100m迄なら今までの銃でも獲れますが、300m以上だとカスリもしませんでした。
僕の行く猟場は100m以内(平均50m)の林道と300m前後(15〜500m)の牧草地帯&海沿いに限られます。
場所に応じて銃を使い分け様と思ってます。
今までは200mを越えると涙ながらに見えない振りをしてました(笑
撃っても半矢にするだけでしたから……。
今年からは長距離も撃てるので楽しみです。
流石に300m以上でネックショットは自信有りませんが・・・・。

>的紙を大きくしたらグルーピングも不思議と大きくなることですね。

やはりそうですか。
今回の100mでのグルーピングが纏まらないのは的の大きさが原因の様ですね。
スコープも3-9→4.5-14に変えて前の銃でもグルーピングは良くなりました。
実猟では止まってる(隠れてる)鹿のネックを狙うので50mで5倍、100mで9倍前後を使います。300mだと14倍でも足りないかもしれません(笑。
殆どが委託射撃ですので倍率が高い方が正確に撃てますし、隠れてる鹿か切り株かを判断する時にもちゃんと毛皮が見えますので役立ちます(笑

6303(2005/10/18 16:02)すごいなぁー from battue308
TAKEさん ハンティング用に14倍も使うんですね。
内地では3倍で充分ですから、ビックリです。100mでSBの的使ったら、5倍では辛い、9倍でやっと狙える程度、それを300mでエアの標的なんて。完璧に長距離ワンショット狙いでしょうか。
ただ、私も感じているのは、的紙を大きくしたらグルーピングも不思議と大きくなることですね。

6302(2005/10/18 10:21)それならば・・・ from HIRO
エアーの的を1/3に縮小した大きさの、自作の的の方が、もっと良いかも(?_?)

6301(2005/10/18 04:03)HIROさんRES from TAKE
>小さい的ほど、じっくりと狙い込む癖が有るのかも(?_?)

それはあるかもしれません。
いつも100mではSB用の的を使ってますが、黒点が大き過ぎますから1,2cmずれても分かりません。
知らないうちに適当な所で引き金を引いてるかも(汗
次回は100mでもエアーの的を使います。

6300(2005/10/17 18:53)普通のハンティング用ですよ。 from TAKE
スコープはZEISSの4.5〜14倍のミルドットです。
14倍での使用ですが、殆ど点です。
もちろん着弾は見えません。
アメリカ製の安いコンクエストですが、コントラストもハッキリしてるので見易い良いスコープですよ。

6299(2005/10/17 16:20)>TAKEさん from AS
不躾な質問、すみません。

>今回300mで使ったのはエアーライフルの10m用の的ですから、

とのことですが、300m先の30mmの黒点を狙うスコープはどのような仕様のものをお使いなんですか?

6298(2005/10/17 12:01)もしかして from HIRO
小さい的ほど、じっくりと狙い込む癖が有るのかも(?_?)

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