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6558(2006/02/27 14:36)興味深いレポートを from HIRO
有り難う御座います。

写真を見ましたところ、今度の弾頭は、かなり変形し難そうに思います。
直径0.1mmの増大よりも、弾頭全体の変形し難さの方が、心配です。
前の鼓弾頭の後部は、きっと指で両側から強く摘んだ程度でも、変形したかと思いますが、新しい方は、後端の角近辺を除いて、指くらいではきっと変形出来ないでしょう。

試射される時には、くれぐれも、薬量にはご注意下さいませ。
試射される前に、ワッズに装着した状態の弾頭が、洗い矢で強く突いた程度で銃腔を通り抜ける事が出来るかどうかも、要確認かと思います。
(恥ずかしながら、私、過去にこれを怠って、870の銃身1本破裂させた事が有ります)

6557(2006/02/27 13:30)非鉛LYMANサボー弾報告その3 from 桔梗屋
皆さま、いつも大変勉強させていただいてます。
北海道の桔梗屋です。

当地での猟期最後の週末も終わり、私にとって初めてのエゾシカ猟シーズンも終了しました。
そこで、猟期前に何度かご報告しておりましたLYMANの鋳型を用いた非鉛サボー弾製作の続報をお送りします。

とは言え、実は今猟期の私の猟果はゼロでした (T_T)
何回か遠くから撃ちかける機会はあったのですが命中はなし。そのため自作非鉛サボー弾の威力を検証することはできませんでした。
エゾシカに当たった時の威力の検証は来期に持ち越しです。射撃の腕前とストーキングの技術を磨いて出直してきます。

ところで私、今使っている弾頭についての検証もまだなのに、実は新しい弾頭の鋳造にも手を出してしまいましたので、そちらについてもご報告しておきます。

今まで使っていたLYMANの鼓型弾頭では、非鉛合金である減摩合金で鋳造した際の弾頭重量が346gr(=22.4g)しかありませんでした。
あの空気抵抗の大きそうな形状にこの軽さでは、長距離でのエネルギーの減衰が著しいのではないかという心配があります。
そこで私はもっと重量のある弾頭を鋳造できないかと思い、新しい鋳型を探しておりました。

今回入手したのは、LYMANの#68569という69口径のマスケット銃(黒色火薬使用の先込め銃)用の鋳型です。
LYMANのHPから直接購入したのですが、価格は$65.95(+送料$10)でした。注文から約3週間で手元に届きました。

従来の鼓型弾頭との違いは以下の通りです。

鼓型弾頭
 全長:20mm 最大径:0.681インチ(=17.3mm) 
 弾頭重量:減摩合金使用で346gr(鉛使用で525gr)

69口径弾頭
 全長:27mm 最大径:0.685インチ(=17.4mm) 
 弾頭重量:減摩合金使用で477gr(鉛使用で730gr)
 
ちなみに直径のデータは、MidwayUSAのHPから引用しました。試しに3個だけ鋳造してみた69口径弾頭の最大径をノギスで測ってみたところ、17.4〜17.5mmでした。

ワッズは今まで通りWIN WAA12R(赤ワッズ)を使用するつもりですが、弾頭が長くなった分、クッション部を切り取る必要がありそうです。

また赤ワッズのカップ底面の内径は16mm強しかありませんので、そのまま弾頭を入れたのでは径が大きすぎて底まで入りませんでした。
そこで試しに、16mm径に打ち抜いたコルク板をカップの底に敷いて上げ底にしてみたところ、何とか収まりが良くなりました。
この辺りは何か工夫が必要かと思います。皆さまの過去の発言を大いに参考にさせて頂きます。

これでようやく既製銅サボ弾並みに重量のある弾頭が確保できた訳ですが、鼓型弾頭との0.1mmの直径の差は抜弾抵抗にどの程度影響するのでしょうか?
やはりちょっと不安があります。
射撃場の雪が消えたら、今度はちゃんと弾速計を入手して、慎重に薬量を探りながら精度の検証をしてみたいと思っています。

来猟期に向けて、鼓型弾頭と69口径弾頭の2本立てで非鉛サボー弾の製作を続ける予定です。

以上、非鉛サボー弾製作の続報でした。

6556(2006/02/24 12:18)僕もちっと from HIRO
書き方を省略し過ぎでしたネ

省略形:継ぎ足し溶接
完全形:ネジ込み式にて継ぎ足し絶対に取れないように溶接

に#6552を訂正します<m(_ _)m>

6555(2006/02/23 17:27)そーですよねー from うげげ
そのまま溶接するのかと思った。(笑

6554(2006/02/23 00:25)継ぎ足しはネジ込みですヨン from HIRO
ネジ込みなので、機関部に対する銃身や、銃身に対するマズルブレーキ並みにまっすぐ付きますです。

継ぎ足してから取れない様に溶接します。

6553(2006/02/22 22:01)継ぎ足しって from うげげ
ホントにまっすぐ溶接できるんですか〜???

6552(2006/02/22 13:22)もう一つの理想形 from HIRO
湯水の如くにサボー装弾を撃てるだけの経済力が有るなら、20番のライフリング付きスラッグ銃身を短く切ったものに、その全長と同じ長さで、その銃身の谷径よりも、0〜0.05ミリ内径の細いスムースボア銃身を継ぎ足し溶接したものを、特注製作して貰うと、フルライフリングの銃身でサボー装弾を撃つのに限り無く近いグルーピングが出るものと思います。

通常のハーフライフリングですと、スムースボア部分は、切削によって造作する為、ライフリング部分よりも内径が太い事が多く、この部分のガタが、命中精度に大きく悪影響を与えると思われるからです。

ただ、正確な内径のスムースボア銃身を新規製作するコストは、カスタムのライフル銃身が2〜3本買えるくらいになってしまうと思いますが・・・・・

6551(2006/02/22 01:51)理想的なスラグ銃身 from win
のガイドラインを教えていただけて大変参考になりました。
銃身内径と弾径との寸法関係が分かったのは特に有難いです。
それと、薬室前端の形状もです。
HIRO様、ありがとう御座いました。

6550(2006/02/21 20:56)無い物は削れないですよね from 鹿と踊る男
HIROさん、ありがとうございました。今まで通りに見なかった事にして使いますです。

6549(2006/02/21 16:35)リチャンバリングには from HIRO
「削りしろ」が必須なので、不可能かと思います。

目で見て解るくらいの偏心した薬室・・・昔はそんなもんだったんですネェ・・・今のインナーチョークの偏心段付きは、指で撫でないと解らないくらいですから、量産品の加工精度は、昔より遥かに上がってる様ですね。。。

6548(2006/02/21 15:18)HIROさんへ from 鹿と踊る男
今話題に上がっていることですが、私のM870の20インチは完全?な平筒です。銃腔内は真っ直ぐなのですが薬室が誰がどう見ても偏心しており、尚且つ薬室前端の斜めの部分はブラシを付けないクリーニングロッドが引っ掛かるくらい急です。お察しの通り、クリーニングすると偏心がきつい方に三日月形にこびりついた鉛が取れてきます。でも、まあまあ当たるし「偏心が気持ち悪い」以外は困った事がないので今まで放っておきました。
リチャンバリングって出来るのでしょうか? たぶん替え銃身を購入した方が迅速且つ安いかもしれませんが、今はリブなしビーズサイトの替え銃身が売っていないものですから・・・USAならあるのかな?

6547(2006/02/21 12:01)射撃用で一番良いのは from HIRO
先ずご自身の懐具合で、コンスタントに射撃練習出来る価格かつ撃ち易さ(反動等)の装弾を選択し、その装弾に付いて居る弾頭の外径マイナス0.05〜0.1ミリな内径のスムースボアで、薬室長も選択した装弾にマッチし、薬室前端の斜めの部分が、普通の薬室の2倍くらいなだらかな銃身を製作する事です。

十分な練習を積めるか否かは、初期投資よりもランニングコストと撃ち易さに掛かって居りますので・・・・・

6546(2006/02/20 23:23)知らぬが仏になるとこでした、、破裂 from win
スラグというのは直進しながらも、結構あっちこっちへ ブツカッテ進むような、ヨーの動き方をするのみたいですね。 知りませんでした。 それで、チョークを外した内ネジ部にも激突してしまうんですね。 ナンマンダブ、、、、

<銃腔とチョークの境目に必ず段が有り、而もそれは銃腔と完全一直線では無く、偏心して居るのが普通> これも知りませんでした。 今回と別の、固定チョークの銃の銃身を覗いて見たらチョーク段差が不均等なので不良品かと思っていましたが、これで普通なのですね。 弾は偏心の通り、段差のキツイ反対側へ着弾しましたから、これはこれで理由が納得しておりました。
チョークもクビレタ形状のものや、テーパーのものやで 弾の動きが違うのでしょうね。 薬室からフルートへのテーパーも影響してるでしょうし、ファクターが随分多いので、簡単に実験というわけには行かないなと気づき始めました。
ほとんど、飛びの原因究明は膨大な手順が必要なようです。 
なので、もう一度 この掲示板をよく研究します。 

私の場合、妙な性格でして、素直にライフルで良い物を、あえてスラグで当らないのを色々工夫して当るようにしてゆこという、ところに興味を持っているので最初から当ってしまってはかえって面白くないのです。 
で、とりあえず色々の弾をかってきて、弾頭を銃身に通してみたりして、ピッタリしたものを見つけようと思います。
皆様ありがとうございます。

6545(2006/02/20 19:30)さすが!細かい from b
チョーク=内蔵チョークと決めてしまった私がアサハカでした。
現在使われている銃で、アウターチョークの銃って殆ど見なくなったので、完璧に内蔵型と決めておりました。
最近のREMは安全性重視で、たぶん、ですが、銃身内はかなり大きく取ってあるような気がします。お持ちの銃に合うスラグは・・・、ブリネッキぐらいしか無いと思いますけど、その際はチョーク部分の切断が効果大だと思いますよ。

私はスラグではなく、ハスティングスの26吋肉厚銃身1/2ライフル付を870に付けて撃っておりました。重いけどよく当たる銃身でしたね。今手持ちのは1187にオープンサイトのREM純正スラグ銃身がありますが、50mで黒点に納める程度なら、スコープなんか付けずにオープンのまま感覚で撃った方がよく当たります。据えて精度追求する気はありません。もちろんその銃身は内蔵チョークでIMPCLですよ。弾はテキトーでもスラグ用的紙の黒点内付近になら当たってくれます。何年か前にやまべぇさんと撃ちに行ったとき、テキトーに立ち撃ちで撃ってよく当たってました。

6544(2006/02/20 18:08)>一度 チョークを外して撃ってみよう from HIRO
と言う事は、交換チョーク式の銃について書かれて居るものと思いますが、インナーチョークの場合は、銃腔とチョークの境目に必ず段が有り、而もそれは銃腔と完全一直線では無く、偏心して居るのが普通です。

この偏心した段付きは、散弾には全く影響有りませんが、スラッグの命中精度には大きく影響するでしょう。
径の細いレミントン弾頭は、この段付きに当らずに通り過ぎる為に、そこそこ当たる可能性は有りますが、それでも、段の無い銃身で、銃腔径にぴったり有った径の弾頭を撃った場合にくらべたら、遥かに当らないでしょう。

また、b様たかちゃんのご指摘通り、外して撃つと、鉄砲が壊れます。
キツいチョークも使用しない方が賢明でしょう。

アウターチョークの場合は、ネジが外側で、銃口の肉厚も十分に有りますから、外して撃つのが正解です。

この場合は、銃腔内径に出来る限り近い外径の弾頭のスラッグを撃つと、良く当たります。

ライマンチョークの様な、後付けタイプのチョークも、チョークを外して撃つのが正解です。

ポリチョークの様な可変チョークの場合は、先の段付きの問題があるので、あまり当らないでしょう。

交換式チョークにもいろいろ有りますから、一概にこうとは言えませんが、チョークのタイプが解れば、お奨めも自ずと解ります。
わざわざいろいろ撃ち比べなくても、何処かの誰かが撃ち比べた膨大なデーターが、ここには有りますから・・・・・

win様の御愛銃のもう少し詳しい仕様を書けば、より良いアドバイスが得られることと思います。

6543(2006/02/20 17:55)危険! from b
WINさん チョークを外して撃つのは危険です!。これはやめて下さい。
チョークを外した銃口をゆく見て下さい、ものすごく薄いでしょう。下手しなくても銃口がふくれるでしょう。最悪裂けるかも。
銃の取説にも書いてあると思います「チョークを外して撃つな」とね。

基本的には、薬室から銃口にテーパーがかかって、段々細くなるようですが、本当は中で弾が遊ばない程タイトに絞った銃身と、その口径に合う弾の組み合わせが一番なんですけどね。そんな銃身はHIROさんに作ってもらうしかないでしょう。私はそこまでは考えませんでした、予算をライフルに持っていきましたので、散弾銃ではこんなモンだろう、で終わってました。12番スラグの強烈な反動で、精度追求するより、ライフルで頑張ろうと4−5年待った訳です。今はもうスラグなんて撃ちたくないやーと思ってます。308程度の反動が好きです。
それと、内蔵チョークはあると邪魔なのは確かかも知れません。弾が出ていくのに邪魔なものはない方が良い場合が多いのでは、銃身を切りつめるのは、問題ないでしょうけど精度に結びつくかどうかは???です。

6542(2006/02/20 17:51)そんなことしちゃぁ from たかちゃん
いけないですねぇ
『一度 チョークを外して撃ってみようかと思いました』
チョークを外しても何も意味が無いですし、溝が鉛でつぶれちゃいますよ。
『チョークで危険がないと分かって』
弾頭とチョーク径によっては安全ではない場合も有りますよ ご注意下さい。
因みに私のウリカのリブは一部剥がれておりました。山で問題が有ったのか?
スラッグ撃ち過ぎたのかは定かでは有りませんが、年間500〜600はスラッグ
撃ってました。R/T10ラウンド プラス 練習で

6541(2006/02/20 17:10)一概には言えない ものなのですね、、、 from win
b様、たかちゃん様、ありがとう御座いました。 
お聞きして、思い当たることも有りました。 絞りの径だけでなく、バレルの径なんかもマチマチなのですね。 REMのスラグ弾は径を計ったところ 17.3ミリで、フルートの中を隙間だらけでカタカタと落ちて行きます。 でも、他社の18.3ミリの弾よりも集弾は少し良かったです。 ピッタシよりも、隙間だらけの方が 当るのも不思議ですが、銃との相性なのでしょうね。 それから、チョークで危険がないと分かって、ちょつと安心しましたので 色々試験できます。 今まで、絞りがキツイと フン詰まりを起こして銃身破裂かと思っていましたので。
思いついたのですが、一度 チョークを外して撃ってみようかと思いました。 それで具合がよければ、スキートチョークを探すか、銃身カットでいってみようかと、、、

6540(2006/02/20 13:18)スラッグ撃ち from たかちゃん
WINさん 初めまして
私も最初はウリカの交換チョーク式の銃身でスラッグを撃っておりました。
スラッグ弾頭の径はメーカーによりまちまちですが(Remは細め)鉛やコロスは
ぶっ放した時のガス圧で変形して弾頭は銃身内をパンパンになって前進して行きます。
離弾する時にそのパンパンをチョークでちょっと補正してやると当たるとどっかの誰かが言っていたような事を聞いた事があります。
いずれにせよお使いになっている銃と銃身それにどこタイプの弾頭がマッチしているかは色々撃ってみないと分からないと思います。
でもフルはちょっときつい様な感じですねぇ 直ぐに吹っ飛ぶ事は無いと思いますが、
お勧めはしませんねぇ

6539(2006/02/20 09:28)専門ではないですが from b
WINさん 基本的にスラグ弾頭は銃口が小さくても危険がないように作ってあります。フォスターにしてもブリネッキにしても、溝がありますよね。銃口より溝部分が小さければ残りの部分は削って飛んでいきますから、フルチョークでも大丈夫なんです。但し、高級トラップ上下などで撃つと、そのうち銃に被害が(銃口拡大など)出る可能性はあると思います。
また薬室から銃口までの太さもそれぞれ違いがあるので、一概にチョークだけで精度云々は言えないように思いますよ。撃ちだしたスラグが銃口内でガタガタ当たらず飛び出すのが理想でしょう。その際、銃口の先に付いたチョークは、何らかの影響にはなるでしょう。けど、一般的な銃では精度追求も難しいでしょうから、深く考えるより練習で当たる撃ち方を学ばれた方がいいような気もします。
スラグを撃つのにチョークが危険とは?どういう意味でしょう。別に危険はないと思いますが。サボの羽根は危険な場合もありますけど。

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